乳がん治療期間の目安

治療期間は、手術+放射線治療の組合せで、長くて約2カ月程度。
手術、放射線治療、抗がん剤治療の順で受けた場合、通常7~8ヶ月程度です。

入院日数はかならずしも病気の進行度によって決まるわけではありません。いくつか要素があります。

病院までの距離

例えば、手術前にCTやMRI、骨シンチなど、各種の検査を行います。病院が近くにあれば通院で何回かにわけて行いますが、遠くから通院している人は何度も来られないので、手術入院したときに、各種検査を一気に行って、そして手術になるのです。

病気の進行度

病気の進行度の要素がもっとも入院日数に影響します。腺病が小さくて、リンパ節転移もない人の場合、1週間程度の入院で済む場合もあります。もっとも入院期間が短い例では、2泊3日というケースがあります。ところが、非定型全摘手術となると、摘出部分が多く体の回復に時間がかかるばかりか、がんの進行が進んでいるため、往々にして術後ただちに抗がん剤治療や放射線治療を行ったりするケースが多くなります。したがっておのずと入院目数が長くなるのです。

抗がん剤治療を行うか

注射による投与の場合、副作用などの具合を把握するため、万が一強い副作用が出た場合のことを考え、そして受け方に慣れるためという目的から、初回は入院しての治療を行うところが多いようです。ただし、その後は通院でデイケアを受けることになります。

放射線治療を行うか

これは遠隔地であるかどうかにもかかわってきます。放射線治療は月~金まで、毎日、数週間にわたって行いますので通常は通院で行いますが、毎日通えない遠隔地の人は入院しての治療になります。以上のような要素によって、入院期間が長くなったり短くなったりするのです。

トータルの治療期間について

病期によって乳がんの治療にどれくらいの期間がかかるかも気になるところです。病期によって、それによる治療の選択によって治療期間も異なります。手術そのものによる要する期間は、術前の検査を含めて1週間~2週間程度ですが、放射線療法は1カ所につき2グレイずつ通常25回、最多30回、5~6週かかります。一方、抗がん剤治療は4週を1クールとして6クール行うことが多いです。また、ホルモン療法は概して抗がん剤治療より長期になる事がおおくなります。乳がんの場合、ゆっくり進行する病気のため、治療終了後も慎重に経過監察する必要があります。

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