ウィッグ・かつら

乳がん治療で、抗がん剤治療を開始後、数週間後から髪が抜け始めます。乳がん剤治療を続けている間、髪が抜け続け、抗がん剤治療後また生えてきます。ですから、抗がん剤治療が6ヶ月間続くと、完全に髪が生えそろうまで約6ヶ月かかり、かつらが約1年間必要になります。
入院中は頭部を包むバンダナやスカーフを使用したり、帽子をかぶってすませることもできますが、治療の回が重なるにつれ通院に切りかわる場合も多くなるので、早めにかつらを用意をすることをおすすめします。

一般用かつらと医療用かつらの違い

一般用のかつらを持っていたとしても、それは健常時用に作られているので、残念ながら使えません。医療用のかつらは、頭髪が全部脱毛していることを前提に、急激な脱毛で弱った頭皮を保護し、外部からの衝撃を防いだり、保温効果なども考えて、人工皮膚などを使って作られています。また、どれももみあげとえり足が隠れるようなスタイルになっているのも特徴です。かつらを安定させるためには、まず専用のネットをつけてから、その上にかつらをかぶり、ピンで止めます。脱毛の状態の変化によってサイズがゆるんだりすることもあるので、アフターケアがしっかりしたところで購入しましょう。

医療用かつらの素材

医療用かつらの素材は人毛100%、人毛と合繊のミックス、合繊100%の三種です。使用感や価格など、それぞれに一長一短があるので、よく考えて選びましょう。見た目からいえば人毛100%がいちばんですが、自分の髪と同じように手入れをしないと、長い間には雑菌がついたり、においが気になってきたりすることもあります。ただ、カラーリングやパーマができるのは人毛100%のみです。合繊のものはつけ心地が軽く、洗いやすく乾きやすいので手入れが簡単です。ただし、静電気が発生しやすく、そのため毛の痛みやもつれが起こりやすいのが難点です。

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