乳房切除術には、胸筋温存乳房切除術、皮下全乳腺切除術、乳房再建術があります【乳がん検診.com】
飾り線

乳房切除術

胸筋温存乳房切除術(非定型乳房切除術)

乳房切除術の中で、最も一般的に行われているのが、胸筋温存乳房切除術です。胸筋合併乳房切除術(定期的胸筋合併乳房切除術)が、大胸筋と小胸筋を合併切除していたのに対し、大胸筋を残して乳房を切除する手術法で、次の2つに大別できます。

ペティ法

大胸筋だけを残し、小胸筋と乳首、皮膚を含めた乳房とわきの下のリンパ節を切除します。

オーチンクロス法

大胸筋と小胸筋を残し、乳首、皮膚を含めた乳房とわきの下のリンパ節を切除します。ペティ法の利点は、小胸筋切除にえきかより腋宿および鎖骨下のリンパ節切除がより確実にできることですが、そのことが予後の改善につながらないため、現在ではほとんどの施設でオーチンクロス法が行われています。

皮下全乳腺切除術

乳房温存手術が適さない場合に行われる乳房切除術の一つで、胸筋温存乳房切除術と異なり、乳房の外縁から下線に沿って皮膚を切開し、皮膚を切除せずに乳頭、乳輪も温存したまま、乳腺をすべて切除する方法です。

乳房再建術

乳房の再建は、自分の筋肉と脂肪、または生理食塩水バッグを使用して行いますが、これには手術後1~2年以上経ってから行う方法(2期的)と、乳がん手術時に一度に行う方法(1期的)があります。同時乳房再建術では、手術や入院が1回で済み、健康保険が適用されることなどから、患者さんの受ける精神的負担や経済的負担も軽減されます。
しかし、乳腺切除後すぐに補充・再建するので、局所再発を見つけにくくなるという心配が残ります。乳首を残した場合、まれですが、この部分の乳管から再発するという危険性もあります。また、組織が落ち着いてから行う2期的再建術に比べると、美容上必ずしも望ましい仕上がりにならないこともあります。

スポンサードリンク

ページの先頭へ