乳腺症

緑維腺腫や乳がんとともに乳腺3大疾患のひとつ、乳腺症は病名ではなく症状名です

特徴

ホルモンの分泌が活発な20代~40代の女性に多く見られる症状
ホルモンのアンバランスが起きやすい更年期前後に起こることもある
マンモグラフイ検査で石灰化がみられたり、超音波検査ではのう胞がみられたりします

症状

しこりと痛み

原因

乳腺の細胞は、月経周期による女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の変化に反応して、増殖したり縮小したりしています。乳腺症というのは、正常の変化の少し強い状態です。
女性ホルモンのアンバランス(エストロゲンが相対的に多い状態)が原因で乳腺症が起こると考えられています。乳腺がこの影響を受けると、乳房に痛みを覚えるとともに、小さな粒状のしこリがたくさんできてきたりします。月経前になると症状が強くなり、月経が終わると症状が弱まるのが一般的です。

治療

乳腺症と診断がついた場合は、基本的に治療は必要ありません。
ただし、乳房の張りや痛みが強すぎて下着がつけられないなど、日常生活に差しさわりがあるような場合は、治療を行います。
乳腺症でよく処方されるのが、肩こりなどいろいろなからだに効く漢方薬の「葛根湯」です。ホルモンのアンバランスを正常に戻すために低用量ピルを使う場合もあります。閉経するとほとんどの場合、乳腺症の症状はなくなります。
乳腺症は、厳密にいうと乳腺の正常な細胞が増殖するものをいいますが、一般的には月経周期による張りや痛みも広い意味で乳腺症と呼んでいます。

乳腺症と乳がん

乳腺症でかたくなった乳腺の中に小さながんがあると、触診だけでは乳がんを見落とされる可能性がありますので、触診だけで乳腺症と診断された場合は、マンモグラフイ検査、超音波検査を受けましょう。

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