抗がん剤副作用
抗がん剤を無理に怖がる必要はありません。現在では、副作用も少なくなってきています
抗がん剤治療(化学療法)は、がんの再発を抑える治療法です。現在では、副作用を抑えるとても良い薬が発売されており、適切な使い方をすれば大幅に副作用を軽減できるようになっています。
再発を抑える唯一の方法である化学療法を受ける前から拒むことは、リンパ節転移がなくホルモン感受性が高い患者さんを除いて賢明ではありません。
副作用について
吐き気や嘔吐は、個人差のある副作用です。新しい制吐剤によって、ほとんど気持ちの悪くならない人もいます。脱毛は、アドリアマイシン系の薬を使うCAFやCEFでは、100%起こります。また、CMFでは頭髪が3割方薄くなるような患者さんが多く、まれにCMFでも、すべて脱毛してしまう方もいます。エンドキサンという内腺薬の副作用に、血尿があります。もう一つ、閉経前の患者さんでは無月経が起こる可能性があります。多くの場合、治療の終了後に回復しますが、患者さんの年齢が更年期に近いと、そのまま閉経することがあります。どの薬でも、骨髄抑制という副作用が起きます。この副作用によって、血液の中の白血球や血小板が減少します。白血球数が低下し過ぎると体の免疫力が低下してしまいますし、血小板数が低下し過ぎると出血が止まりにくくなったりするために、抗がん剤を注射するたびに採血を行い、その数を調べます。
脱毛について
吐き気は生理的に不愉快ですが、脱毛は外見的なダメージを受けるので、人によっては吐き気以上に深刻な問題となることでしょう。しかし、いったん脱毛しても、抗がん剤の使用をやめると、再び毛髪が生えてきますから心配いりません。脱毛している間は、帽子をかぶったり、カツラをつけたり、スカーフを巻いたりする方法などがあります。
吐き気対策
1 |
食事は少量ずつゆっくりとり、満腹感を感じないように食べる。
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2 |
脂っこいもの、消化の悪いものは避ける。
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3 |
食べ物の臭いが気になる時は、食べ物を冷やしてみる。
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4 |
りんごジュースやグレープフルーツジュースを冷やして飲んでみる。
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5 |
氷をなめてみる。
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6 |
食後、横になると吐きけが強くなるので、椅子で休む。
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7 |
吐きけが生じたら、ゆっくり呼吸してみる。
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8 |
おしゃべり、音楽を聴く、テレビを見て気をまぎらわす。
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脱毛対策
1 |
シャンプーは刺激の少ないものを使用する。
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2 |
ヘアブラシはやわらかいものを使う。
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3 |
ドライヤーを使うときは、温度を低めに設定する。
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4 |
髪を染めたり、パーマをかけるのはやめる。
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5 |
髪を短めにする。
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