遠隔転移と検査
症状があるからと言って、必ずしも乳がんの遠隔転移とは限りません。不安なときは主治医に相談することが大切です
遠隔転移を発見するために次のような画像診断が行われます。
胸腹部のCT
胸から上腹部にかけてCT(コンピュータⅩ線断層撮影)を撮ることによって、肺や肝臓の転移を見つけることができます。
骨シンチグラフィ
弱い放射線を出す物質を静脈注射して、骨に吸収されたところをⅩ線撮影します。
脳のCT、MRI
脳の断層撮影をして遠隔転移を捜します。これらの画像診断のほか、血液検査の腫瘍マーカーを使う医療機関もあります。遠隔転移発見の検査は生存率およびQOL(人生の質)を向上しないことが,臨床試験によって証明されています。そのため乳がんの国際ガイドラインは、各種Ⅹ線検査や腫瘍マーカーからなる遠隔転移の検査は勧めていません。
遠隔転移の症状について
遠隔転移で症状が出た場合は、患者さんが苦しくならないようにすることが最も大切です。早期の遠隔転移の場合、自覚症状はほとんどありません。
局所再発 |
手術部位や首にしこりができる
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肝転移 |
だるさ、食欲不振が続く
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骨転移 |
しぶとい痛みが続く
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脳転移 |
めまい、目のぼやけ、頻回で重い頭痛、歩行障害などが続く
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肺転移(胸膜播種) |
肺を取り巻く胸膜にがんが転移する「胸膜播種(きょうまくはしゅ)」になると痛みが起きたり、胸水のため呼吸が苦しくなります。肺転移のみの場合、症状はありません。
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